Virginia Robinson Gardens
エリア ビバリーヒルズ
住所 住所は先方の要望により非掲載
電話

310-276-5367

営業時間 火〜木:10:00-13:00、金:10:00のみ
予約 ツアーは要予約。事前に必ず電話しスケジュールを決めること。留守番電話の場合でもメッセージを残せば折り返し連絡を受けることができる。スケジュール決定後、先方から確認の手紙と地図が郵送される。
料金 大人8ドル。62歳以上・学生・子供(5歳から12歳)4ドル。グループ可。最高1グループ50人まで。

● ビバリーヒルズの大庭園「バージニア・ロビンソン・ガーデン」

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メインハウス

 高級住宅の立ち並ぶビバリーヒルズの一角にある、バージニア・ロビンソン・ガーデン。閑静な住宅街に溶け込んだたたずまいには、目立つ看板などその存在を知らすものは一切ない。周辺の住民に迷惑をかけないための心遣いだという。

 ロビンソン・ガーデンはその住居と共に、1911年に完成した。所有者は現在あちこちのモールで見られるデパート、ロビンソンズ・メイの当時のオーナー、バージニア・ロビンソン夫人である。ロビンソン夫人は夫、ハリー・ロビンソンが1932年に没した後も、77年に99歳で亡くなるまでこの家で暮らした。

 ロビンソン夫婦が居を構えた当時、ビバリーヒルズは何もない、未開発の土地だった。コミュニティを作り始めた初期の人々だったため、ロビンソン夫人は「ファースト・レディー・オブ・ビバリーヒルズ」と呼ばれていたという。

 彼女は生前草木を非常に愛し、その庭園にはありとあらゆる植物が植えられている。約6エーカーの庭園は、広さ2エーカーを超えるトロピカル・パーム・ガーデン(600本以上のパームツリーからなる)、マグノリアの巨木やツバキ、アゼリアの花が楽しめるイタリアン・テラス・ガーデン、プールと芝生を中心にしたフォーマル・モール・ガーデン、ローズガーデン、ハーブの香りが漂うキッチン・ガーデンからなる。その広さ、そして生息する植物の種類の多彩さは、庭園というより植物園に近い。取材当日ガイドを務めてくれたエレン・バーニックスさんも「ガーデンというより、ジャングルに近いかも知れませんね。」と笑っていたほどだ。

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ゲストハウス ゲストハウス側からプールを撮影したもの

 ツアーの所要時間は1時間半程度で、中心となるのは庭園。しかし、一部住居の中も見学することができる。集合場所はルネッサンス・リバイバル・プール・パビリオンと名づけられたゲストハウス。この建物の入り口からはプールを見下ろすことができる。その奥にはシッティングルーム、ダイニングルームがあり、ここは見学することが可能だ。シッティングルームには大きな柱時計が掛けられており、西洋の風習に従って、彼女の亡くなった時間にその針が止められたという。また、置かれている家具調度品は当時のままだそうだ。

 このゲストハウスをプールではさんだ反対側に、メインの住居であるメディテラニアン・クラシック・リバイバル・ホームがある。エントランスホール、ダイニングルーム、シッティングルーム、ライブラリが広がるが、足を踏み入れることができるのはエントランスホールのみ。その他の部屋はホールからロープ越しに眺めることができるようになっている。ロビンソン夫人はフレッド・アステアなど、著名なハリウッドスターを招いて毎週金曜日にブリッジを楽しんだり、パーティーを開いてもてなしたりしたという。置かれている家具や夫人および友人たちの写真などから、生前の暮らしをしのぶことができる。

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プールに隣接する噴水 ローズガーデン

 日頃の喧騒を忘れて少しのんびりしてみたい人におすすめのツアーだ。


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