LAタイムズ・ツアー
エリア ダウンタウン
住所 145 S Spring St

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Los Angeles, CA 90053
電話

213-237-5757

営業日 平日
参加費用 無料
予約 要予約:希望日の最低1週間前に、電話で予約すること。電話は留守電になっており、先方から掛けなおしてもらう希望時間をメッセージで残す仕組み。グループの場合は30日以上前に予約が必要。ツアーは編集部見学ツアーと印刷工場見学ツアーの2種類があるので、予約時にどちらを希望するかを伝えること。

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 ロサンジェルスで一番メジャーな日刊紙といえば、やはり「LAタイムズ」。このLAタイムズが、その「内情」をちらっと見せてくれる2種類のツアーを無料で提供してしているのだ。ひとつは編集部内を案内してくれるもの、もうひとつは印刷工場を見学させてくれるものである。ここでは、編集部のツアーをご紹介しよう。

写真
The Globe 直径5 1/2フィートの地球儀。
LAタイムズの世界の拠点が示されている。

 ちなみにLAタイムズの1日の販売部数は100万部以上。また日曜日版の発行部数はさらに多く、何と130万部。これは全米最大部数である。

 ツアーの集合場所はロサンジェルス・タイムズ・ビルディング一階のロビー。ファーストとスプリングの角にあるこの建物の歴史は、タイムズ・ミラー・スクエア内でもっとも古く、完成したのは1934年4月という。

 ロビーの壁には、同紙の1981年までの100年間の歴史が、写真を交えて解説されている。その前には、旧式の印刷機が置かれている。ある種の荘厳ささえ漂う静かなロビーでひときわ目を引くのが、直径5.5フィートの巨大な地球儀。地球儀上にはタイムズ社の拠点が点で記され、関係のある拠点同士が線で結ばれている。

 ツアーの案内役はLAタイムズの広報を担当する、日系3世のダリル・クニトミさんだ。クニトミさんに連れられ、まずはメインの編集部を見学する。その日のツアー開始時間が1時半とあって、まだ閑散とした雰囲気だ。締め切りの午前11時、午後5時近くなると、一気に活気が満ちてくるらしい。ちなみに同紙の記者は海外もすべて含めて400名。編集者は250名いるという。各記者や編集者の机上にはそれぞれパソコンが置かれている。記者のパソコンのモニターは普通サイズだが、編集者が使用するパソコンのモニターは、編集やデザインを行う都合上、画面サイズが大きい。「今ではパソコンが使えないとだめですね」とクニトミさんが笑いながら説明してくれた。

 次に窓から覗かせてもらったのが、料理ページ専用のテスト・キッチン。なんとLAタイムズは、自社内にキッチンを持っているのだ。掲載される料理はほとんどここで作られ、撮影されるという。このように料理ページのために自社でキッチンを持っている新聞社は非常に珍しい。

写真
過去に使用されていた印刷機。

 今度は旅行やアートなどを担当する編集部へ移動。海外や国内のスポットを紹介する「トラベル」は、人気のコーナーである。同編集部の入り口にはLAタイムズの地域別版、つまりオレンジカウンティ版、バレー版、ベンチュラ版が置かれていた。共通の部分も多いが、地域のニュースや広告など、地域によってすこしずつ違う。面白いのは価格で、実はバレー版のみが25セント、OC版とベンチュラ版は23セントなのである。他紙との競合が23セントの理由だそうだ。

 最後に、写真部門を外からのぞく。昔あった暗室も、現在はフィルムプロセス機のおかげでなくなった。現像された写真を、すべてパソコンを使ってリタッチする。暗すぎる写真を明るくしたり、傷のあるものを修正したりという作業が毎日行われているのだ。新聞のカラー化が始まって以来、写真の重要性は増しており、クニトミさんによれば「LAタイムズは他のどの新聞よりもカラーを多く使用している」そうである。

 最後にロビーで、記念の鉛筆とノートパッドを頂いた。アメリカの新聞社の内部をのぞいてみたい方はぜひ参加してみよう。


お問い合わせは、latour08@lataizen.comへどうぞ。
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